歴史と観光
マリア地蔵(まりあじぞう)
赤ん坊を抱くマリア地蔵
現在の権現堂集落農業センターの敷地内で発見されたマリア地蔵は、江戸末期の文政3年(1820年)子胎延命(したいえんめい)地蔵大菩薩の文字が刻まれており、赤ん坊を右手に抱いている立像です。
「イメス智言」の文字や、錫杖(しゃくじょう)上部に刻まれた十字架、仮託(かたく)信仰の象徴である魚と蛇の彫刻等から、隠れキリシタンの信仰対象であったと考えられます。
※昭和58年3月24日に市指定有形民俗文化財となっています。
場所:幸手市上吉羽
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