本今年もたくさんの作品のご応募ありがとうございます。
曼珠沙華での応募が多いのは前年同様でしたが、今年は紫陽花での応募が増えていました。今回も力作がそろっており、その日その時その場所でなければ撮れないような写真が多々見受けられました。
皆様幾度となく来場し撮影されていることと思います。デジタルの特権であるトーンマッピング、ハイダイナミックレンジ等の処理は見受けられませんでしたが、風景写真のひとつの流れとして確立されつつありますので、興味があるようでしたら挑戦されるようお勧めいたします。
これからもより良い作品作りに精進されるようご期待申し上げます。
長江 久男さん
審査員より)
梅雨の中晴れの中、紫陽花を緊張感ある見事な構図で撮影されています。柔らかくさわやかな色調で諧調も豊富です。ピント位置が適正で深度も深く臨場感ある作品になっています。
長谷川 孝さん
審査員より)
人物の配置が絶妙でリズム感ある作品です。桜の木を巧みに使い背景の枝が印象的です。 適正な露出で彼岸花の赤の調子、発色ともに素晴らしい。
小倉 登代子さん
審査員より)
遠くの人物により堤のスケール感が出ていて奥行きが感じられます。豊かな色調で花の密度感も出ています。ピント位置、深さとも申し分ありません。
御供 良一さん
審査員より)
日本画のような静謐な美しさのある作品です。フラットな光線状態の中、色合いよく仕上げています。人物の配置もよく落ち着きのある構図です。
大塚 益弘さん
早坂 勝さん
大塚 八重子さん
五十嵐 芳己さん
番場 享さん